「何か一つだけあげるなら、仲間を持ってる人」湯山幸寛 8/8【最終話】

-----ぶっちゃけトライアスロンは結構お金かかりますよね?

 

昨年はケアンズに行ったし、宮古にも行ったし、それだけで50万円くらい。アイアンマンはエントリフィーだけでも8-9万円します…

それとオリンピックディスタンス(海外含む)2-3つで30万円。バイクのメンテ、部品で10万円、ランはシューズ3万円、サプリで2-3万円、あとバイクの保険、、、足し算すると100万円は下らない?!

 

しかも!昨年はコナ(ハワイ島、アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ)にカミさんと娘も連れて行ったのでトンデモナイ金額でした。アイアンマンに出るのは経済的にも大変なことです。私も下の息子が28歳、上の娘が33歳、お金の自由が聞くようになった時には60歳過ぎてました(笑)

 

-----お仕事はどれくらいされてますか?

 

木、日休みで、基本10-19時は働いてます。朝が遅いので、朝走れます。私の知り合いで仕事をリタイアしてトライアスロンやってる人いるけど、それはそれで楽しそうです。お金に余裕がないと難しいでしょうね。

65歳で仕事を引退して、あとは年金で細々と生きるとかだったら、トライアスロンは経済的に難しいかもしれません。65歳から選手が極端に減るのは、そういう金銭的な原因も一つあるのかもしれません。

 

-----ずばり長くアスリートでいられるのはどんな人でしょう?

 

何か一つだけあげるなら、仲間を持ってる人だと思います。サークルや集まりに自ら入って行って、友達関係を築ける人。やはり仲間がいないとどこかで脱落しちゃう気がします。

 

例えば、鎌田さん。決して速くはないけれど、合宿、練習会にどんどん参加してくる。飲み会も大好き(笑)。そんな資質がとても大事だと思います。

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